
「脳卒中科」での仕事は大変に忙しいですが、それが苦に感じられないほど、大きなやりがいに満ちています。
脳神経外科医として私がこだわっているのは、患者さま本人にとって本当にプラスになる治療ができているか、そして患者さまが自分の足で歩いて帰れているか、ということです。実際に意識がないような状態で運び込まれた患者さまが自分の足で元気に歩いて帰る姿を目にすると、どんなに疲れていても新しい元気がわいてきます。嬉しいのは、「脳卒中科」にいるメンバーの誰もが同じ思いを抱いているということ。一緒の価値観を持つ仲間と働けるというのは、医師としてとても幸せなことだと感じています。
ここで脳神経外科医としての自分を磨き、脳血管内治療の専門医資格を取得することが当面の目標です。その後はさらに自らを磨きながら、研究にも取り組んでいきたいと考えています。
脳卒中科の特徴の一つが、症例数が大変に多いことですので、「脳卒中科」に多くの症例の提供もできたらと考えています。そして互いの強みを持ち寄り、協力し合うことで、脳卒中診療を盛り上げていきたいと思います。