
父が医者でありその背中を見て育ちました。しかし、具体的な進路としてこの世界を志すようになったのは、医療ドラマを見て憧れたことがきっかけでした。
初期研修で実際に救命救急の現場にいて気づいたのが、脳卒中で運び込まれてくる患者さまが多いこと。超急性期のそうした患者さまがカテーテル治療を受けて、翌日には言葉を取り戻し、自分の足で歩いて帰られていく姿を目の当たりにして、私は人の命に関わる仕事の重さとやりがいに感動しました。
将来は脳外科医として腕を振るう医師になりたいと思うようになりました。
現在の私は、レジデントとして山のようにある課題と格闘する毎日です。一つ新しいことができるようになるとその分、新しい課題が生まれてくるという感じです。
素晴らしい先輩方と一緒に働くことで知識が自然と身につき、成長を実感しています。特にカテーテル治療の第一人者である松丸先生については、技術はもちろんのこと、そのストラテジーが大変に勉強になります。発想や考え方を共有させていただけることは、私にとって大きな財産です。
筑波大学出身ですので、ここで自分を磨き、地域の方々を力強く支えられる脳外科医を目指していきます。